※この記事はフィクションです。
前年、ついに「最下位争い」を繰り広げられるまでに成長したアへタンズ。
来季に向けて選手を補強……と行きたいところだが、ここで悲しいお知らせが。
なんと去年のルーキー投手二人の球速が規約違反だったことが発覚。
泣く泣く戦力外送りとなった。
しかしクヨクヨしてばかりではいられない。とアへタンズはドラフトで勝負をかける。
社会人ナンバーワンの評価を持つ瀬川選手に特攻。獲得できれば即戦力となるが……
中日と競合し、瀬川選手は抽選に。スーツを着た倉本選手兼任監督がくじを引き……
見事当たりくじを引き、瀬川選手の獲得に成功した(スクショ失敗すんな)
ドラフト1位 瀬川投手
ドラフト2位 安里投手
ドラフト3位 梶本選手
ドラフト4位 藤村投手
ドラフト5位 石村投手
例年に比べ投手が多い指名となったが、これは規約違反による戦力外を防ぐため。
4人も取っていれば全員規約違反になることはないだろう。
そして、FAは安定のスルー……
ではなかった!!!!
今回はFAに、「あの男」が出てきたのである!
阪神のエース、西投手にアへタンズは交渉を挑む。
145km以下のみで優勝したいんだというアへタンズの熱い気持ちに打たれ、西投手は入団を決定した!
思わぬ戦力増強に勇み喜ぶアへタンズ。
更に帰国予定だったエリオット(ノビA)を獲得。
アへタンズにとって非常に嬉しいオフシーズンとなった。
キャンプで体を鍛えぬき(パワーは上げない)、オープン戦を終え……
アへタンズ4年目の、開幕日が迫ってきた。
オーダー
先発
ついに4球種が3人という体制となった先発陣。
注目はいつの間にか対ピンチがAになった高橋礼投手。負け運をかき消すようなピッチングに期待したい。
中継ぎ
こちらはひっそりと覚醒していた福田投手が中継ぎ陣入り。
なんと中継ぎ6人のうち5人が左投手。新鮮というレベルではない。普通に見てて楽しそう(こなみ)
野手
1番センター 茶谷選手
2番ⅮH 柳町選手
3番レフト 渡邊選手
4番ライト 藤岡選手
5番サード 平沼選手
6番ファースト 松本選手
7番セカンド 柴田選手
8番ショート 大和選手
9番キャッチャー 加藤選手
ついに倉本選手兼任監督が外れた……と見えるが、ちゃんと対左オーダーに組み込まれているのでご安心を。
去年と似たオーダーだが、全体的な破壊力は去年を大きく上回っている。
今年は最下位を脱出できるだろう。そんな確信のような気持ちをもって開幕を迎えたアへタンズ。
開幕投手は西。相手はロッテだったが……
開幕戦を無事勝利!
このまま勢いにのって勝ちを重ねると見せかけてアへタンズはスタートダッシュに失敗した。
投手陣の炎上が原因。やはり高齢投手陣には限界があったのだろうか……
4月が終わった地点で、アへタンズは6位。最下位もすぐそこに迫っていた。
しかし、今年のアへタンズはここからが違った。
それまで炎上していた投手陣がだんだんと自分のピッチングを取り戻し、野手陣も繋がりを見せ始めた。
その勢いは、最下位脱出には十分……なんて、ヤワなものではなかったのだ。
なんと、アへタンズは3位に躍り出る。
この強さは一時的なものだと誰もが思っていたが、アへタンズは9月に入っても、10月に入っても粘りを見せる。
そして迎えたシーズン最終戦。アへタンズは3位。4位との差は0.5ゲーム差。
相手は西武。投手は開幕戦と同じ西勇輝。
試合は終始劣勢で進んだが、アへタンズは持ち前の粘り強さでランナーを溜める。
そして……
歓喜に沸くアへタンズ。
なんとアへタンズは、4年目にして初のCS出場を成し遂げたのだ。
このままCSも突破だ! と意気込むアへタンズだったが、もはやアへタンズにCSを戦い抜く力は残ってなく、2戦2敗であっという間に敗退した……
しかしそれもそのはず、シーズンからCSまでの日程はこんなことになっていたのだから。
とはいえ、Aクラスであることに変わりはない。
4年目にして初のAクラス。あまりにも速すぎるアへタンズの成長は、世間を大いに沸かせた。
活躍した選手
FAで入団し、見事期待通りの活躍を見せたチームのエース。
素晴らしい成績である。いやもうほんと最高。マジで神。
9月・10月で6勝を上げ、月間MVPに輝いたCS出場の立役者。
ひっそり変化量が上がってたりする。ひっそり成長するのが得意な投手だ(違う)
あまり目立たなかったが、地味に90イニング以上投げて高い成績を残した中継ぎ。
西や高橋に注目が集まりがちだが、終盤アへタンズが粘れたのは間違いなく彼の存在のおかげだ。
まさかまさかの首位打者を獲得。
チーム初の首位打者である。めでたい!
得点圏打率.345にレベルの高い守備と、成績以上の貢献を見せた遊撃手。
年齢的に厳しくなってきたが、チームを支えるその姿はまさにいぶし銀だ。
ひっそりと対左がCになるお茶目な面を見せたが、成績はそこそこ良い。
来季も選手兼任監督としてしっかり頑張ってもらおう。
タイトル
大和選手がベストナイン、西選手と柴田選手がゴールデングラブ賞を獲得。
首位打者と最多安打は松本選手が、最多セーブは嘉弥真投手が受賞した。
今年はタイトルいっぱいだぁ……
なお、ドラフトで獲得した選手は全員が145kmをオーバーし、無事規約違反により戦力外が確定した。
現時点でドラフトで獲得した投手は全員規約違反となっている。どうして……
初のAクラスとなり、歓喜に沸くアへタンズ。
しかし浮かれているばかりではいない。アへタンズが目指すのは優勝。それだけである。
そしていい加減ドラフトでnot規約違反の投手を獲得したいのだが……
次回、活気の5年目!