パワヒのパワプロを語るブログ

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パワプロ2020のペナントが打低なのかどうかを調べてみる【その①】

 

 



 どうもこんにちは。パワヒです。

 

 さて、最近よく話していた

パワプロ2020のペナント、打低すぎね?」問題ですが、やはり想像以上に打低の傾向が強い気がするため、一度きちんと検証しようと思い、記事にさせていただきました、

 ちなみに最初は動画にするつもりだったのですが、色々と内容がゴチャゴチャになったのでこうしてブログに書いています。30分くらいの動画作れねーかなー!(遠吠え)

 

 

 ということで、まずは事の経緯から説明していきます。

 事の始まりは、私が村上選手のペナント成績を検証している時でした。

 「あれ、なんか村上選手の成績低くね…?」と唐突に感じたのです。

 ペナントの村上選手は本来なら打率3割弱、本塁打45本は行っていい能力のはずなのに、その予想より明らかに成績が低い気がする。

 

 そこで私は、村上選手の成績を取り終えた後、ヤクルトの野手陣のペナント100回分の打撃成績も記録してみることにしたのです。

 これで他の野手も予想よりも低い成績が出てくるようなら検証に踏み切ろう。という考えに基づいた行ったものでした。

 

 ということで、まずはヤクルトの野手の能力をご覧いただきましょう。

 

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 以上7選手がの打撃成績を今回は記録しました。(ショートは併用だったので記録なし)。

 彼らの打率と本塁打の二つをペナント100回にわたり記録し、それを平均化しました。

 これから書く打率と本塁打が皆様にとって予想通りなのかどうか、能力と見比べながら確認してみてください。

 ということで、ヤクルト野手の平均成績がこうなりました!

 

   (選手)  (打率)(本塁打)

 塩見 .264 15本

 青木 .278 11本

 山田 .274 34本

 村上 .274 41本

 オスナ     .248 16本

 中村 .249 4本

 サンタナ   .254 19本

 

 

 

 

 低いような、低くないような…

 サンタナ選手や青木選手はこれくらいな気がしますが、それ以外の選手が軒並み予想より下。という感じですかね……少なくとも、打低であるという感覚が間違ってるわけではなさそう。

 私はパワプロ2018の査定をする時にはペナント成績早見表(適当)みたいなものを使って成績を計算していたのですが、それを見た限りでは山田選手は平均打率.295、オスナ選手は平均打率.270くらいは行く計算になっているため、感覚的には打率.020くらい下がっているということになります。

 

 ええい! グダグダ言うくらいなら検証だ!

 ということで検証に移ります。今回検証に使用する選手はこちらの、

 

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 このオールB選手を検証に使用します。彼をこのように……

 

 

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 全球団の1番ファーストに入団させ、固定。

 ノリノリや疲労は無しと、不確定な要素をなるべく削り、12人のオールB選手が球界に居る状態でペナントを回します。

 ペナントが終わったら12人分の成績を記録……という方法を10回繰り返します。最終的には12×10で120人分のデータが集まるというわけですね。

 

 さて、パワプロ2020(厳密にはパワプロ2021)のペナントで記録をとり終えたら、今度はパワプロ2018(厳密にはパワプロ2019)でも同様の検証を行います。

 

 こうして2020と2018両方の比較を行い、2020のペナントが打低かどうかを確かめるというわけです。

 これで2020のオールBの方が成績が悪かった場合は、2020ペナントが打低であるという結論を導き出すことが出来ます。

 それでは二つのペナントの平均結果を出したいと思います。検証結果はこうなりました!

 

 

 2020ペナント平均成績

 打率.272 

 本塁打13.8

 二塁打29.4

 出塁率.349

 ops.742

 

 

 2018ペナント平均成績

 打率.296 

 本塁打17.9

 二塁打33.1

 出塁率.361

 ops.797

 

 

 

 なるほど、結構な違いが出ましたね。

 

 

 

ち が い す ぎ な い ?

 

 

 平均打率が.025も離れてるんですけど……なんですかこれ……それ以外の数字も2018ペナント圧勝じゃないですか……どうなってるんですかこれ……。

 

 というかもしこれが本当なら、2020ペナントは2018ペナントに比べて打率.020~030くらい成績が落ちるということになるんですか…? マジで…?

 

 タイミングの良いところに、実は最近荻野選手の平均成績も取っていました。その荻野選手の平均成績が打率.265 9本になっています。あの特能数なら3割行くくらいだと思ってたんですけど、綺麗に-.025されてますね……(困惑)

 

 

 ということで、ほぼ間違いなく2020ペナントは2018ペナントより打低ということが言えるでしょう。

 問題はその理由です。

 考えられる理由はいくつかあります。例えば『投手能力そのものが強化された』とか、『野手全体の弱体化が原因』とか……

 とはいえそこら辺の理由まで探るのはさすがに骨が折れるので、今回の記事はここまでとさせていただきます。②が出るのは1、2週間後になりそうですかね。

 

 少なくとも今回言えることは、パワプロ2020のペナントはパワプロ2018のペナントに比べ、ほぼ間違いなく打低である(それも結構なレベルで)。ということでしょう。

 それでは、②の記事でまた会いましょう。パワプロ2022が出る前に出せるかな…