パワヒのパワプロを語るブログ

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大谷翔平の「盗塁E」は妥当かもしれない?

 

 6安打3本塁打10打点って頭おかしいんじゃねぇか!?

 

 

 と思った全国の皆さん。おはようございます。

 パワヒです。

 さて、本日の朝ですが、大谷翔平が50-50を達成しました。めでたいですね。もうすごいを超えてキモイになってきそうですが。これからも想像を破壊し尽くしてくれると思います。

 そんなお祝いムードの日本ですが。ここにきて、とあるツイートが散見されるようになってきました。

 それは……

 

 

 

 

「51盗塁したのに盗塁Eww」

 

 

 

 

 はい、フォロワーにパワプロ好きが居れば見るかもしれません、こちらのツイート。

 大谷選手が51盗塁(しかも成功率は9割超え!)しているにも関わらず、パワプロでの大谷が盗塁Eであることを揶揄ったツイートですね。

 ちなみに、実際の大谷選手の能力がこのようになっています。

 

 

 

画像

 

 

 確かに、盗塁はEになっていますね。

 しかし、↑↑↑↑↑のツイートにはある弱点があります。

 

 そもそもこの能力は、2023年を基にしている。ということです。

 そのため、↑↑↑↑↑↑↑のツイートは「そもそもパワプロの仕様をご存知でない」という方がされているツイートというわけですね。

 

 え?『そんなことは知っていてネタでツイートしている?』ですか? 

 より悪じゃん。普通にダメでしょそういうことしちゃ。生き方を改めてください。

 

 ま、それはそれとして。仕様を知らないこと自体はしょうがないことです。

 ですが、ここでもう一つ問題が発生するのです。

 

「2023年の成績だとしても盗塁Eはおかしくね?」

 

 

 はい、ということで今回はこの問題について話していきたいと思います。

 

 

 

 

2023年の盗塁成功率は.769

 

 盗塁Eについて、これからお話していくのですが……

 その前に、まずは2023年度の大谷翔平の成績を振り返ってみましょう。

 

 打率.304 44本 95打点 20盗塁(.769) 出塁率.412 ops1.066

 

 うーん、バケモンですね

 件の盗塁については。盗塁数が20、成功率が.769になっています。

 確かに去年の数字を見て査定するなら、盗塁D~Cくらいが妥当に思えます。

 実際、昨年楽天で盗塁成功率.765だった辰己選手は盗塁Cに査定されています。

 しかし、ここから話す二つの理由に、大谷選手の盗塁Eの理由が秘められているのです。

 ということで、ここからはその二つの理由についてお話していきましょう!

 

 

盗塁Eの根拠① 

メジャーの平均盗塁成功率

 

 大谷の盗塁Eが妥当かもしれない理由その①は、メジャー全体での盗塁成功率の高さにあります。

 先程例に上げた辰己選手が所属するパリーグでは、2023年の平均盗塁成功率は「.627」でした。これに対して、2023年のメジャー全体での平均盗塁成功率は「.802」となっているのです。

 

 比較してみると、18%ほど成功率が違うことになります。

 

 メジャーの盗塁成功率がここまで高くなったのは、ピッチクロックや牽制回数の制限、ベースのサイズが大きくなったこと。などが理由として挙げられますが、なんにせよ言えることは、日本とは盗塁成功率が大きく違うという点です。

「.802」という数字を盗塁Dの基準として考えるのであれば、大谷が盗塁Eになることはある意味妥当なことと言えますし、むしろ日本基準の考えで査定していないことの証明でもあると言えるかもしれません。

 もちろん、盗塁Dの基準がリーグ全体平均成功率ではない。という方も多くいらっしゃるでしょうし、今回はあくまでメジャーの盗塁成功率を基準とした場合。という話になりますが。

 

 

盗塁Eの根拠② 

複数年の盗塁成功率

 

 二つ目の理由は、複数年での大谷翔平の盗塁成功率の低さにあります。

 大谷の盗塁成功率は2023年こそ成功率.769でしたが、その前の年は成功率.550、前の前の年は成功率.722でした。

 メジャー通算での盗塁成功率も.722となっており、高い数字とは言えません。おおよそ平均~平均以下程度の成功率となっています。

 そのため、複数年の成績を査定基準に盛り込むのであれば、大谷の盗塁成功率がEになるのも妥当かもしれません。

 複数年を査定に考慮するかどうかは難しいところですが……

 

 なお、今年の盗塁数を通算成績に組み込むと、メジャー通算での盗塁成功率は.792となります。オイオイオイオイオイ。

 

 

 

盗塁Eを妥当にするなら、

「走力A」が必要?

 

 さて、ここまでつらつらと盗塁Eの理由(かもしれないもの)について話してきましたが、もう一つ議論の余地がある点が存在します。

 それは、大谷選手の走力がB78であるという点です。

 

 要するに、「そもそもこの走力が低いのではないか?」というわけですね。

 当然ながら、走力が低ければ盗塁がDでも盗塁成功率は低くなります。B78は遅いわけではありませんが、Fastとは言えないレベルですね。

 そして、実際の大谷選手の脚力を考えると……難しいところです。あの足の回転の速さには迫力がありますが、凄まじく速いかと言われればそうでもないような……?

 もし走力Bのままで行くのなら、走力も込みで考えて盗塁Dしたほうがいいのでは。 という考え方も否定はできないかもしれませんね。

 

 ちなみに、パワプロで2番目に走力が速い選手は並木選手だそうです。へ~~~~~。

 

 

おわりに

 

 ということで今回は、大谷翔平の盗塁Eについて書かせていただきました。

 個人的には「シーズン中でもアプデして能力変えればええやろがい!」と思いますが、この記事そういうアレじゃないのでアレがアレでアレです

 なんにせよ、来年のパワプロでは大谷の盗塁Aは間違いないと言えますから、能力がどうなるかを楽しみにして待ちましょう。

 それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました! またどこかでお会いしましょう!

 

 

 

 

 

余談 

WBSCで大谷は使えるのか?

 

 さて、WBSCパワプロへの参戦も決まった大谷選手。

 一見すると強い。というか野手能力は明らかにずば抜けていると言えます。WBSCは化け物ばかりが集うぶっ飛んだゲームとなっていますが、その中でも異彩を放っています。

 ただ、投手として活躍できるかと言うと……それはちょっと難しいかもしれません。スイーパーがどこまでやれるかにもよりますが、投手能力も加味してコストが高く設定されるのであれば、正直スタメン入りは難しいかもしれません。

 まぁ、少なくともバンガードくんはおさらばになるでしょうグッバイバンガード。フォーエバーバンガード。