詐欺みたいなタイトルになりました。こういうタイトルに慣れている人はこれから書くことが中身スカスカなことを既に察しているのではないでしょうか。
なるべくスカスカな内容にならないようにしたいなと思いますが…いや、どうだろ、これから書くことめちゃくちゃあやふやだからな……。
まぁそれはそれとして、今回の本題は
「パワプロでインコースを引っ張りたい時に、どんな感覚を持てばいいか」という話です。
※ここから感覚についての話を書いているのですが、予想以上にあやふやで怪しげな話になってしまったため、飛ばしてもらっても大丈夫です。
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ここで言う感覚とは、「打つときに何を意識するか」という話です。スピリチュアル感が増してきましたが、そういう話ではなく……
例えば、「ミート打ちは少し詰まらせるくらいの意識で打とう」と思ったことはないでしょうか。ミートはファールにするくらいで振ろう」とかでもいいです。これが『感覚』になります。
他には「サードの頭を超えることを意識しよう」とか、「カーソルを差し込むつもりで振ろう」とか、そういうことも『感覚』に入ります。
つまり、パワプロで打つ際に意識的・無意識的に自分の中で取っているものを総称して『感覚』と呼んでいるということです。
「この投手投げやすいんだよなあ」とか、「この選手のフォーム打ちづらいんだよなぁ…」と言う人を見たことはないでしょうか。これはプレイする際の感覚と選手のフォームにズレが生じている。または合っているために起きるものです。
これらのことから、ある程度の実力を持ったパワプラーには感覚が備わっていると言えるのではないでしょうか。
さて、なぜ「カーソルを合わせる」だけのパワプロに感覚が必要になるのでしょうか。感覚なんて持たずとも、カーソルを正確に合わせて振れば全てヒットになる。なんて考えたことはありませんか?
これははっきり言ってしまえば、「全てのコース・ボールをタイミングよく打つ」ことは不可能だからです。なんなら打てないコース・ボールの方が多いくらいですし、もっと言えばそもそもパワプロは打てるように出来ていません。
そう、パワプロにおいて「全て打てる」は存在しません。
むしろ「全て打てない」の方が正常です。そこの「打てない」を「安定して打てる」ようにしているのが感覚なのです。
なので私は、今回感覚についての話をしようと考えたわけですね。はい本題行きましょう!
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それでは、今回は「インコースを打つ」時に使える感覚を6つ! 紹介したいと思います。
感覚その①「ボールを見ないで振る」
インコースに限らず、全体的に振り遅れてしまう人におすすめの感覚です。
ボールを見ないと言っても目を瞑って打て。という事ではなく、ボールを見ないことを意識して振ってみよう。という話です。
本来パワプロは「ボールを見る→カーソルを合わせる→バットを振る」という順番でスイングしていますが、ボールを見ないことを意識すれば「ボールを見る→カーソルを合わせる」部分の工程を短く出来ます。結果としてカーソルを速く合わせられるようになり、インコースが打てるようになる。という仕組みです。
しかしこれをやると選球眼が死にます。それはそうでしょう、ボール見ようとしてないんだから。
ただ、振り遅れてしまっている人にはかなり効果的な方法なので、一度試してみる価値はあるのではないでしょうか。
感覚その②「逆の手で打つ」
右打者の際は右手、左打者の場合は左手で打つことを意識する感覚です。
コツとしては、逆の手を前側に押し込むように振ることです。これによってバットを前に出して打てるため、結果として引っ張れます(パワプロの話です)。
こちらは①ほど選球眼を犠牲にしませんが、やることが曖昧な分効果が表れにくく、場合によっては被せるように振ってしまい、芯ゴロが増えるというデメリットもあります。
ある程度タイミングは取れてるが、引っ張り切れないという人におすすめの感覚ですね。
感覚その③「下に体重移動をする」
目線や腰を下に動かすことを意識する感覚です。
「沈める」という言葉の方が近いかもしれません。逆に上に体重を移動させると引っ張りがしにくくなる代わりに選球眼が良くなる傾向にあります。
どういうことか説明すると、体を下を動かすと指に力が入り、上に動かすと指の力が抜けていくのが分かるでしょうか。
パワプロで振る時には力が入るため、
「力が入る状態から振れば素早く振ることが出来るが、選球眼が悪くなり、」
「力が入らない状態から振れば始動が遅くなる代わりに、ボール球をよく見逃せる」
ようになります。
これを利用して、体を下に動かすことで引っ張ろう。というのがこの感覚です。コツとしては体を椅子に「沈める」ように動かすことです、
感覚その④「コンパクトに打つ」
自分の腕を折り畳み傘のようにコンパクトにすることで、内角のボールに対応しやすくする意識です。
この感覚、説明がしづらいのですが……内角のボールに対して最短距離かつ"小さく"カーソルを動かすことを意識し、回転扉のように体を捻ってスイングします。これで打てるとめちゃくちゃ綺麗にカーソルが移動するのですが、真芯で打つことは少ないのが特徴です。
これは本当に綺麗に打てますし、タイミングも取りやすいのですが……外角の球がまるで打てなくなります。あと最短距離で動かしすぎて芯ゴロも増えます。ツーシームとか投げられると鋭いゴロを連発するレベルです。
コツとしては、内角高めより内角低めを打つつもりで行くと打ちやすい…かもしれないです。
感覚その⑤「早く構える」
皆さんは打つときにきちんと「ボールを打つ態勢」になっていますか? ボールが来る瞬間にグッと体に力が入る瞬間、それを打つ態勢だと僕は考えています。
さて、その打てる態勢をもっと早く取ろう! というのがこの「早く構える」です。
早く構えれば、相手の投げるタイミングに差し込まれることがなくなります。どのフォームにも安定してタイミングを取ることが出来るため、慌てて振ることも無くなるというわけです。
コツは頭の中でバットを引く感覚を持つことです。この感覚は外角にも対応しやすくなりますよ!
感覚その⑥「カーソルを合わせながら振る」みぞれんさん談
同じくパワプラーであるみぞれんさんが教えてくれた感覚です。
カーソルが合ってから動かすのではなく、カーソルを合わせながらスイングも同時にする。という話です。
感覚的には①のボールを見ないやり方と似ている気がしますね。ボールを見てから打つまでを簡略化させるやり方と言えるでしょう。
カーソルが合うのを待ってから振っていては間に合わないため、合わせながら振る。コツとしてはスイングのタイミングでカーソルを合うように意識すると上手くいきやすいと思います。
感覚その⑦「やーーーーーーっ!!」めし原さん談
何を言ってるんだこの人はと思ったことでしょう。私も思いました。
後になってちゃんと具体的な話を送ってくれました。「カーソルを合わせた瞬間に振る」とのことです。
めし原さんは普段は「振るタイミングを考えながらカーソルを合わせている」とのことなので、引っ張る場合はタイミングの優先度を引き上げている……みたいな感覚だと思います。
先ほども書いたように、カーソルを合わせてから振っては引っ張れないため、「合うと思ったらすぐ振る」ということを意識しているみたいですね。
以上、インコースを打てない時におすすめの感覚7選でした!
「何言ってるか分かんねーよ!」と思った人はごめんなさい…私の文章力が死んでるせいです…許してください…
要するに「技術だけじゃなくて感覚や意識も大事なんだぞー!」ということです。特に中級者や上級者は重要視するものだと思います。
試合中、インコースが打てないなぁーと思ったら、こういう感覚を試してみてはいかがでしょうか。
それでは、次の記事で会いましょう。