パワヒのパワプロを語るブログ

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パワプロが「上手くならない」人に確認してほしいポイント7選【上級者向け チャンピオンシップ】

※痛いところを突くような内容になっているため、刺される準備をしてから閲覧することをお勧めします。

 

こんにちは。久しぶりに長文記事をお書きする、パワヒと申します。

最近、「練習しているのに上手くなれない」「パワプロの成長に歯止めがかかってきた」と感じている人が多い気がいたします。

現在はプロリーグもないので無理に上手くなろうとする必要はありませんが、それでも上手くなりたい……! という人のためにこの記事を書き上げました。

「才能があるかないか」「伸びしろがあるか」を考える前に、一度これから書く7つのポイントを確認して、自らに当てはまっているか考えてれれば幸いです。

(ちなみに中級者~上級者に向けた内容なので、あしからず)

 

 

 

①選手能力を覚えている(2)/覚えていない(0)

50回くらい言ってますが、これが一番お手軽な上に、一番効果があります。

走塁を覚えれば進塁可能かが分かるようになり、打撃特能を覚えればヒットかどうかが分かるようになり、守備力を覚えれば守備が届くか分かるようになり、パワーが分かれば本塁打になるか分かるようになります。

そうすると、「オースティン選手に外角低めは厳禁だが、坂本選手には外角が有効的だ」「植田選手は走塁Dなので三塁打は警戒しなくても大丈夫だ」というように自然と解を導き出せるようになり、判断力がべらぼうに高くなるのです。

更に「◯◯選手にアウトにされたなら同じような能力の△△にもアウトにされるだろう」と、連動的に解を見つけられるようにもなります。

そのため能力を覚えているプレイヤーは成長速度がそれだけ早く、覚えていない人はそれだけ遅くなる(かも)。この記事を読んでいるあなたはどれほど覚えているでしょうか?

 

おすすめの覚え方としては、12球団のオーダーを組むこと。半自動的に選手の能力を確認&検討することになるため、自然と能力を覚えやすくなるのです。

他には「オーペナを回す」「選手能力が妥当かどうか考える」なども効果的ですよ。

 

 

②"△"ボタンを常に押している(1)/押していない(0)

これ意外とやっていない人が多いですが、内野安打を狙う・タッチアップ・戻る時以外は正直押しっぱなしでもいいです。

パワプロのオンライン対戦はラグがあるため、ベースを回る際に△を連打すると走塁時に一瞬の間が発生します。それだけではなく、△を押すかどうかを早めに決める必要が生まれるので、高い判断力を要求されるのです。

しかし、△を押しっぱにすれば自動でオーバーランしてくれるため、「行ける」と判断すればそのままにすればいいですし、「無理だ」と思えば◯を押せばすぐに帰塁できます。そうすると進塁の思考を行うタイミングが少し遅くなる分、考えに余裕が生まれ、進塁の判断を間違えにくくなるのです。あと普通に走塁が早くなる←ここ重要。

更に、△を押しっぱにしない人は毎回塁上で一度止まるため「止まり癖」が付きやすく、消極的な走塁が目立つようになります。正確で積極的な走塁が出来れば得点は確実に増えるため、走塁時は△を押しっぱなしにすることを強くお勧めしますよ。

 

 

③同じ&弱い球団ばかり使う(0)/ 5~7球団くらいをローテ(1)/満遍なく12球団を使う(2)

同じ球団ばかり使うメリットは殆どありません。数年前はアプデによって選手能力が大きく変動することもあり、慣れるのに長い時間を要することもありましたが、現在はアプデで能力が大きく変わることも少ないため、より同球団を使い続けるメリットは少なくなっています。

なぜ同球団ばかり使うのが良くないのか、それは「癖」がついてしまうからです。

例えば、プルヒッターばかりの球団しか使わないとします。使い続けていくうちに引っ張りしか使わないようになり、流し打ちの技術は衰退していくでしょう。その逆もまた然りです。

パワプロの上手いプレイヤーは、全ての能力が突出しています。どこかだけが強いのではなく、全てが強いから上手いのです。

例えばTAKU選手は強振と引っ張りの技術が卓越してますが、その裏には丁寧な配球と安定感の高さが秘められています。一つ特化してるだけでは到底勝てるようにはならないのです。

だから満遍なく強くなるために12球団を使う必要があるのです。それだけでなく、選手の能力も覚えられるようになる等、1石◯鳥の効果があります

これ、プレイヤーによっては1.2球団使うだけですぐ元の球団に戻る人が割といます。

 

そうじゃねえンだ! 全部使えと言ってるンだ!

 

もっかい言います。全部使いましょう。

 

 

④上手い人の真似をよくする(2)/あまりしていない(0)

パワプロにおいて我流はあまりおすすめできません。パワプロの対人戦というゲームはゴールがほぼ決まっている(点を取り、抑え、勝利するというゴールが決まっている)上に個人競技なので、「十人十色」理論があまり通用しないのです。

もちろん一定以上の実力があれば個人の色は出るものですが、それはそうと上手い人(特に超一流プレイヤー)のプレイングは真似するべきです。

コントローラーの持ち方でも、配球の仕方でも、選手起用の仕方でもいいです。上手い人の行動は勝つために最適化されまくってるダイヤモンドの結婚指輪みたいなものなので、その人の真似をすることは、上手くなるための最大の近道と言えるのです。

また、超一流プレイヤーはプレイの一つ一つに理由を持っていることが多いため、「なんとなく」ではなく、関連付けられたプレイングを体感することが出来ます。そうすれば他のプレイにも活かせるようになり、連鎖的に能力が向上するというわけです。

そのため、上手い人のプレイを学ぶことは非常に重要なのです。

 

⑤毎日やる(2)/週4以上のペース(1)/やっていない(0)

急に根性論になりました。理由はきちんとあるので安心してください。

パワプロは反射と感覚と判断力のゲームですが、判断力は日が経ってもなくならない一方、反射と感覚は日を跨ぐとすぐに消え去ります。

私の感覚のため人によりますが、1日ならともかく2日空けると反射と感覚が消え去ります。つまり週4〜5ペースでパワプロする必要があるわけです。エグ!(今更)

反射と感覚は取り戻すのに時間がかかる(個人差アリ)ため、下がったものを元に戻す工程が生まれ、元に戻してから成長を再び目指すことになります。

それに対して毎日やっている人は元に戻す必要がないため、成長への道を障害なく進むことができます。パワプロは反射と感覚が能力を占める部分が大きいため、特に毎日やることの重要性が高いのです。

なお、打撃練習や投球練習はやってるうちに入りません。低下の緩和はできますが、結局は試合をやることが最も重要なため、あしからず。

毎日とは言わずとも、上手くなりたい人はせめて週4以上はパワプロするように意識しましょう。

 

 

⑥再現性を持っている(1)/持っていない(0)

割とふわふわした話なんですけど、パワプロをしていて「カーソルが止まる感覚」って分かりますかね? 或いは「我慢できた〜」って思ったことはありますか? それに類する経験でも大丈夫です。

なんの話かというと、得意なことを応用できるかどうかのチェックです。

変な話、得意なコースを打てるのって当たり前で、当たり前なんですよ(大事なことなので2回言いました。)

内角低めのストレートがめちゃくちゃ打ちやすいとか、外角のミート打ちが上手すぎる〜とか、走塁が得意〜とかでもいいですが、そういったものは誰でも何かしら持っています。

大事なのは、それを応用出来るかどうかです。「苦手なタイミングだったけどホームランに出来た」「打てないと思ったから微調整してファールにした」といった工夫を行うことで、自ずと得意な範囲は広がっていきます。そしてそれらが出来た時に「カーソルが止まった…!」「我慢できた…!」という感覚が生まれやすい。という話なのです。

そうした人は得意を作る能力に長けているため、再現性を持っている。ということになります。

そういった感覚が少しでも分かるなら良いですが、全く理解でかない…という方は自分の得意な部分でしか勝負出来てない可能性があります。そういった人は「1週間ごとにミート打ちのやり方を変える」「使う投手の傾向を変える」など、意識的に変化を生み出した方がいいかもしれませんね。

 

⑦才能があると思っている(1)/思っていない(0)

※うまくまとめられなかったので反転してあります。

 

あなたはパワプロの才能があると思いますか?

私は…才能があるかどうかは分かりませんが、才能があるかのように振る舞おうとは思っています。じゃあ「ある」って言えよ。

これどういうことかと言うと、才能がないって思うことが悪いわけではなく、才能がないと思うと悪い方向に進みやすいという話です。

 

例えば才能があると思っていれば、純粋に実力を伸ばすような考えになり、上手い人の技術は素直に吸収できたり、試合の時にも自信が生まれます。

対して才能がないと思っていると、「普通に実力で勝負しても他の人に敵わない」と考えるようになるので、実力以外の部分で勝負するようになります。しかし、実力とは「その事柄で成すのに最も適した能力」です。その実力を疎かにすれば、元々あった実力差が更に広がることになるのです。(才能がないと思うということは元々実力差を感じているはず)。

そうして実力差が広がると更に勝てないようになり、また「自分には才能がない」と考えるようになり、更に実力を疎かにするようになって、どんどんと深みに……という負の螺旋が生まれる可能性があるのです。

更に、実力以外の部分で勝負するとして、それを武器にできるまでどれほど時間がかかるでしょうか。例えば「メンタルを鍛えて実力を補おう」としている人がいたとして、実力を凌ぐほどのメンタルを手に入れるには相当な時間がかかります。それなら結局実力を磨いた方が早いよね……という話です。

もちろん、時間をかけて習得出来ればそれは強みになります。なので才能がないと思うことが悪いことではないのですが、卑屈になるな。ということは伝えておきたいです。

本当に才能がないならなんでも吸収して、全てを勝利のためにぶつける。くらいの気概じゃないと勝てないと思うんです。そういった考えの人は、この項目は(1)で問題ありません。

その割に「才能がない」と言う人は変なこだわりを持ってしまうパターンが多いように感じるので、それくらいなら「才能がある」と思ってしまった方が手っ取り早く強くなれるのではないでしょうか。

結局は心の持ちようというか、才能があると思おうが才能がないと決めようが、結局は「理由を持ってプレイしながら、新たな可能性を見つける」ことが重要だと思います。ただその上で、僕は才能があると思い込んだ方が色々と楽なんじゃないかな。と思っていることが伝われば幸いです。

 

 

以上、7つ(6つ)のポイントを紹介いたしました。

今回紹介したのは「抑えておくとパワプロが上手くなるポイント」ですが、実はもう一つ意味が込められています。

これらは「超上手い人が大抵抑えているポイント」でもあるのです。そのため、上手くなるための"考え方"を持っている人ほどこれらの得点が高くなります。つまり、得点が高いほど成長が早くなり、低いほど成長が遅くなるとも言えるのです(高いほどパワプロへの考え方が明確で多岐に渡っているため)。

 

そこで、各ポイントの横についている得点を、自らに当てはめて合計を出してみてください。

 

 

超上手い人は合計で7~10点になるでしょう。これからもパワプロ界を引っ張っていってください。

 

そこそこ上手い人は合計3~6点になったのではないでしょうか。特に①③⑤あたりは重要なポイントとなるので、そのあたりを意識すれば成長するかもしれません。

 

0~2点になった人は……ヤバいです。というかアカンです

初心者だった場合は問題ありませんが、中級者や上級者だと問題です。おそらく「練習しているのに上手くなれない」「勝てなくてイライラする」という感情を持っているのではないでしょうか。残念ながら当然です。これらのポイントを抑えていない人は成長が阻害されまくっているので、練習しても殆ど成長できません。

これはどういうことかというと、例えば「野球が上手くなりたいなー」と言っている人がいたとして、ただ漠然と素振りだけをしている人が0~2点の人です。周りの人は意図を持ってフォームをチェックしていたりティーバッティングを行っている中で、自分だけただ無心で素振りだけやっていたとしたら周りとの差はどんどん付けられます。1日100回やろうと1000回やろうと大して変わりません。0~2点の人はそういう状態なのです。

別に悲観することはなく、むしろ「だから練習しても上手くならなかったのか」と理由を知れた分プラスだと考えましょう。

 

そうならないために、以上7つのポイントを抑える必要があるのです。

もちろんパワプロはこの7つ以外にも考えるポイントはいくらでもありますが、この7つは行いやすい上に効果が高いため、普段から考えてパワプロ出来るようにに変わるための訓練になるのです。そのために、まずは形だけでも上記のポイントを抑えてみてください。

そして、どーしても、どーしても! どーしても上手くなりたいという方は僕に連絡してください。週4~6ペースでパワプロをして無理やり考える力を叩きこみます。時間が泡のように消え去るのでオススメはしませんが。

 

以上、皆さんに伝えたい7つのポイントでした。

また機会があればこういった記事を書かせてもらうので、その時にまた……。