※この記事はフィクションです。
時は20XX年……
アへ単は迫害されていた!!
球界の平均球速は跳ね上がり、本塁打信仰が過激化。
「ゴリラ系男子」が流行語大賞になり、球界の急激なフライボールの増加は「ゴリラ革命」と呼ばれた。
そんな中、本塁打の少ない一部の選手たちが差別を受けるようになり、ゴリラによるウホウホも問題化。
その後なんやかんやあって……
アへ単を集めたチーム、アへタンズが誕生。
pwhGW(仮)のもと、そのチームには70人もの選手が集まった。
小兵たちの反撃が、始まろうとしていた……
pwhGM、倉本選手兼任監督のもと誕生したアへタンズ。
初年度のオーダーはこのようになった。
先発
先発陣は比較的若い選手が集まった。
特筆すべきはやはり勝ち運を持つ二人の投手。アへタンズながら勝ち運が二人という異例の事態だが、大いに勝ち運を発揮してもらいたいところだ。
中継ぎ
技巧派&軟投派揃いで、他球団と比べても遜色ない中継ぎを揃えることが出来た。
特に宮西&牧田投手の二枚看板は強力。チームを引っ張る活躍を期待したい。
野手
1番ⅮH エスコバー
2番センター 井領
3番セカンド 柴田
4番レフト 渡邊
5番サード 倉本
6番ライト 藤岡
7番ショート 大和
8番ファースト 川端
9番キャッチャー 石原
1番のエスコバー選手はチーム最高のミート&固め打ちと期待の持てる選手。
3,4,5,6番にはチャンスに強い選手が揃い、ここが打線の核となる。
陣容は厳しいが、それでもチームの形は完成した。
アへタンズ、栄光の初年度が始まる……!
こうして始まった初年度の開幕。
アへタンズは奮戦むなしく開幕戦を落とし、そのまま3連敗を喫してしまう。
残念なことに、4月が終わった地点で首位とは大差がついていた。
その後もアへタンズは力の限り戦うものの、抵抗むなしく首位との差はどんどん開いていく。
単打が多い上に、出塁率、打率共に高くない打線……
逆境を跳ね返すだけの力もなく、序盤は頑張っていた投手陣もじわじわと失点を重ねていく。
蓋を開けてみれば、アへタンズの初年度はリーグ最下位という結果に終わった……
投手陣は苦しい状況の中奮戦したが、やはり野手陣に課題が見られた。
屈辱の100敗も喫してしまい、更には……
チームに、重大な問題が発生してしまう。
負けが込んだことによるものなのか、なんと秋山選手と高橋礼選手の勝ち運が消滅。
高橋礼選手に至っては勝ち運が負け運になるというマジシャンもびっくりな変わり身を披露。
成績が振るわなかっただけならまだしも、選手の能力にマイナスが生じるという非常に厳しい出だしとなってしまった。
活躍した選手
鉄腕こと宮西選手はこの状況でも安定した投球を披露。
70イニング以上投げて防御率1点台という成績でチームを支えた。
倉本選手兼任監督は1年目から活躍。チーム最高OPSも記録し、来期以降の活躍も望める結果に。
タイトル
柴田選手がセカンドのゴールデングラブを獲得。
大和&柴田の二遊間はまさに鉄壁だ。
アへタンズ初年度……終わってみれば、世間が予想した通りの結果になってしまった。
しかしチームは後ろを振り返るわけにはいかない。ドラフト・FA・トライアウト・キャンプを経て、チームは2年目へと向かっていく。
厳しい戦いが予想される中、アへタンズは最下位を脱出できるのか……
次回、暗黒の2年目!