伊藤裕季也(東北楽天ゴールデンイーグルス)
日本大学第三高等学校→立正大学→横浜DeNAベイスターズ(2019-2022)→(2022-)
いとゆ
2022年二軍成績(7月27日時点) 打率.300 4本 ops.785
パワナンバー 11100 80639 66321
能力について
・定期的に「長距離砲!」という説明を各方面でされますが、これまでの二軍成績をフルシーズン換算(500打数想定)すると
2019…23本ペース
2020…15本ペース
2021…18本ペース
2022…12本ペース
・ということから、どちらかと言えば15~20本塁打を放つタイプ(ここから本塁打のコツを掴んで30本程度打つ可能性もありますが)。また、三振率(打席数)も年度毎に見ていくと
2019…三振率.202
2020…三振率.219
2021…三振率.180
2022…三振率.161
・となるため、評価としては「コンタクト能力が向上した中距離打者」という形になるのではないでしょうか。ちなみに2022年は四球数も増えており、尚更そういった評価が近そう。
・守備力について…二軍でのセカンドUZRは2020~2022までの期間で±0付近を維持しています。サードは下手と言われていますが、2022年のUZRは+です(86イニング)。しかしどちらかと言えば→方向の動きよりも←方向の動きの方が良いように見えるため、適性の高さとしてはファーストの方があるかもしれません。全体の守備としては下手ではないと言えるでしょう。
まとめると
・本塁打を量産するタイプではないが、これから増える可能性もある。
・三振は(二軍では)多くない。今年はボールの見極めも良化している。
・セカンド守備は悪くない上、ファーストサードでは貢献も見込める。
・エラーは少し多いタイプ
という感じになるでしょう。
・個人的に今の楽天でもっともタイプが似ている選手は鈴木大地選手じゃないでしょうか……鈴木大地!?(自分で驚くな)
ポテンシャルの高い選手というよりは、何でも出来る実力の高さを持つ選手だと思うので、その実力を楽天で見せてほしいですね。